大きく開いた舞茸はまるで黒い薔薇!
東間さんが栽培した舞茸は味も見栄えもまさに芸術品です。
それは並々ならぬこだわりと努力、試行錯誤の賜物だったのです!
東間さんの舞茸はどうしてこんなにすごいのか?
東間さんにインタビューしてきました。
どうしてこんな山奥に工場があるのですか?
東間さん:
舞茸は元来とても貴重なきのこで「幻の茸」と言われてきました。それを見つけたら喜びのあまり舞い踊ってしまったことから「舞茸」となったとか。
天然の舞茸は今ではあまり見つけられません。希少性は「松茸」以上です。あるとすれば標高400m〜800mの山中、日当たり・風通しの良いところだと言われています。
茂木:
それがこの工場の立地に関係があると?
東間さん:
はいその通り。私どもの栽培フレームは標高約450mの山中、舞茸が好む環境そのものです。
天然の舞茸のおいしさを追求するなら、まずは舞茸が好む環境を再現する!
それにこだわった結果、こんな人里離れた山奥に仕事場を作ることになってしまいました(笑)
工場の中はちょっと異様な感じ・・・ですね。
東間さん:
舞茸を人工栽培できるようになったのは1975年ころからで、栽培物が市場に流通するようになったのは90年代に入ってから。舞茸の栽培は他のきのこと比べてとてむ難しいのです。
特に室温と湿度管理が難しく、室温1℃・湿度1%の違いで舞茸の出来は違ってきます。生育過程でも適した温度・湿度はそれぞれ異なるようで、何年も何年も試行錯誤の連続でした。
また栽培する舞茸は菌から発芽させますが、この菌はとにかく他の菌(雑菌)に極めて弱い。
なので、舞茸の栽培は温度・湿度・雑菌との闘いなのです。
ですから舞茸工場というよりむしろ研究室といった感じ、食品工場とすれば確かに異様ですね。
人里離れた山奥の怪しげな工場。なんか研究みたいなことしてるらしい・・・・
何か危ないものでも作っているのではないかと当初はだいぶ不審がられていたようです(笑)
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培地殺菌処理工程 |
菌の植え付け工程 |
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発芽工程 |
培養工程 |
東間さんの舞茸はこの色が特徴ですね!
茂木:
東間さんの舞茸は、スーパーで売ってるの全然違いますね。
まず色が違う。こんな色の濃い、どす黒い舞茸見たことありまません。香りもスゴイ。それとこの身の厚さ。
いや、これは見るからにうまそうです。
東間さん:
私の舞茸は見た目も違いますが、とにかく一度食べてみてください。
評価は食べてからで結構ですよ!!
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舞茸の栄養、効能効果
まいたけには、カリウム、亜鉛、ビタミンD、ナイアシン、食物繊維、多糖類など多種にわたる栄養成分が含まれています。 なかでも、特筆すべき栄養成分が多糖類であるβ-グルカンです。
β-グルカンは、しいたけ・えのきだけ・しめじ・アガリクスなど様々なキノコに含まれており、しいたけのβ-グルカン(レンチナン)はすでに様々な用途に使われています。
しかし、まいたけのβ-グルカン(D-フラクション)は、これらとは化学構造が全く異なるもので、それ以上の効力があると研究結果がでています。
東間さんちの轟舞茸舞茸の成分検査はしておりませんが、これだけの濃色、身の厚さ、生命力を考えると普通の舞茸以上の高成分量が期待できると思われます。
舞茸の旬、おいしい時期は?
東間さんちの舞茸は1年中生産しているのですが、本当に美味しいのは秋から冬の寒い時期なのだそうです。
11月〜翌年3月頃が一番の旬と言えそうです。
それと東間さんからの伝言です。
「舞茸は洗わないでください。せっかくの香りと成分が流れ落ちてしまいます。衛生管理はしっかりしているので心配ありません。」
とのことです。
※舞茸粉も販売しております。
東間さんちの舞茸 商品一覧
品名 |
内容 |
価格 |
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東間さんちの舞茸
轟舞茸 |
200g |
500円+税
(送料別途) |
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〃 |
500g
(化粧箱入り) |
1,200円+税
(送料別途) |
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〃 |
1,000g
(化粧箱入り) |
2,400円+税
(送料別途) |
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