こんにゃくの作り方(精粉から)
手軽に手作りこんにゃく作りが楽しめます。
慣れてきたら、季節の香り物をいれたり、刺身こんにゃくにしてお楽しみください。
※こんにゃく粉(精粉)50gで普通の板こんにゃく(約250g)を約6〜7枚作る事ができます。
※記載の分量はこんにゃく粉(精粉)50gに対する分量です。
※ここに記載の作り方例は一例です。
■用意する用具
- 包丁
- ゴムべら
- ゴム手袋
- ボール(3,000cc入るくらいの大きめ)
- 泡だて器
- 計量カップ(200ccが計れればよい)
- ボール(300cc入るくらいの小さめ)
- 鍋(大きめ)
■材料
- こんにゃく粉(精粉) 50g
- 凝固剤(水酸化カルシウムや貝殻焼成カルシウム) 3g
- 水(のりかきに1,600cc アク作りに200cc)
[ 1 ] こんにゃく粉を溶かす
大きめのボールの中に1,600ccのお湯(約50℃くらい)を入れ、泡だて器でお湯をゆっくりかき回し水流をおこします。
この中に静かにこんにゃく粉を少しずつ溶いていきます。
※泡だて器にへばりついたこんにゃく粉は、こまめにゴムべらで落としてください。
【注意】
こんにゃく粉をドバッと入れるとたちまちダマになってしまい、溶けなくなってしまいます。
[ 2 ] のりかき
こんにゃく粉を入れきったら、そのまま静かに攪拌(かくはん)して全体的にのり状になるまでかき混ぜます。
のり状(べとべとの状態)になったらOKです。
そのまま50分〜1時間ほど静かに放置します。
※混ぜ物を入れた変わりこんにゃくを作るときは、この"のりかき"時に入れて下さい。
[ 3 ] お湯の準備
[2]で放置している間に、鍋にお湯をわかしておきます。
(できあがったこんにゃくを茹でる時用です。)
[ 4 ] 凝固剤溶液の準備
小さいボールに200ccの水を用意し、3gの凝固剤(水酸化カルシウムや貝殻焼成カルシウム)を溶きます。
【ワンポイント!】
凝固剤は、貝殻焼成カルシウムをおすすめします。こんにゃく臭をぐっと抑えた美味しいこんにゃくになるからです。
貝殻焼成カルシウムは当店のこんにゃく精粉にサービスで添付しているほか、単品でも販売しています。
[ 5 ] 練りこみ
練る作業です。ゴム手袋をしてください。
[2]の放置後、ボールの中で固くなったこんにゃくを手でかき混ぜながら練りこんでいきます。よく練っていると、空気を含んで白っぽくなってきます。
さらに練っていくと糸をひくような粘りがでてきます。(目安として10分くらい)
糸をひくような粘りがでたら[6]に進んでください。
[ 6 ] 凝固剤溶液投入
[4]で作っておいた凝固剤溶液を[5]に一気に入れます。
こんにゃくがバラバラになるので、すばやく混ぜながらよく練りこんでいきます。最初はわざとバラバラになるよう混ぜ、次第にまとまる様に練りこんでいく要領です。
白っぽい色から黄色っぽい色に変ってきます。この色むらがなくなるまですばやく大胆に練り合わせます。
【注意】
出来るだけ早くかき回せながら練り合わせないとこんにゃくがバラバラになって固まらなくなってしまいます。大胆に力強く練るのがコツです。また練りすぎてもまとまらなくなってしまうので「色むらがなくなるまで」にしてください。
[ 7 ] 型入れ→茹でる
ボールからバットに移します。ゴムベラも使って下さい。
手で強く押さえるようにして(空気を抜くように)、均一に平らにならしていきます。
ある程度平らになったら、手に水をとって撫でると表面がなめらかになります。
10分くらい放置しておくとバットから簡単に剥がれるようになりますので、適当な大きさに切り、[3]で用意しておいた沸騰した湯に入れ30〜40分くらい茹でます。
[ 8 ] 熟成
茹で上がったら火を止めて、しばらく放置しておくとこんにゃくが熟成し、弾力がでて美味しくなります。
刺身こんにゃくの場合は適当にスライスしてお召し上がりください。もちろん冷してからでも美味しいです。
煮物にする場合は、適当な大きさに切り、ひと茹でしてからお使いください。
【ワンポイント】
作りたてはこんにゃくの中が黄色っぽくなることがありますが、時間がたてば無くなってきます。心配無用です。
■保存方法
茹でた水でそのまま冷まし、その水に浸した状態で冷蔵庫に入れておけば10日間くらいは保存可能です。
専門店だから知っている!
手作りこんにゃくをいっそう美味しくする技ありテクニックとは?
※当店で販売しているこんにゃく粉には貝殻焼成カルシウムをサービスでお付けしております。